岡山県笠岡市北木島

笠岡市笠岡港から約26km(航路距離)の笠岡諸島の中央に位置する、笠岡諸島の中で最大の島。
 島のほぼ中央の笠岡諸島最高峰の葩栗山(ばっくりやま)を中心に急峻な山々が連なっている。かつては柴島と呼ばれていたが、「柴」の字を「北木」の2字に置き換えたのが島名の由来といわれる。 古くから「北木御影石」で知られる「石の島」として有名で、江戸初期の大阪城修築の際には、大量の石垣石を送り出している。
 明治以降、石材の採掘が本格化し、東京の日本銀行本店、三越本店、日本橋、靖国神社大鳥居をはじめ、多くの構築物に北木石が使用されている。

北木ノースデザインプロジェクト

2013年から石の島「北木島」を舞台に「北木ノースデザインプロジェクト」を実施。

アーティスト・イン・デジデンス事業を通じ、アーティストに島で2ヶ月滞在してもらい、島民との交流の中で新しい島の魅力を情報発信しています。